こんばんは!蛭間です♪
先日、販売させていただいたレンズで遮蔽レンズというものがあります。
販売させていただいたお客様は以前から当店で眼を検眼させていただいていたのですが、ある日突然後天性の斜視になり両眼で物を見たときにダブり感を訴えられていました。病院なども行かれましたが脳なども特に問題ないと言われたとのことでした。
ただご本人様としては物が常に二重に見えてしまうため日常生活に支障が出てしまうわけです。
ですので、今までは当店での処方でプリズムとフレネル膜を用いて両眼視ができるようになりダブり感は落ち着いてはいたのですが、数か月前に白内障の手術をされてご来店いただいた際に眼の度数が変わられたためご相談に来ていただきました。
ただ今回確認してみると数年の間に斜視のズレの量が増えたためメガネでのプリズムとフレネル膜を用いた矯正でもダブり感が残ってしまうとのことでした。
私としてはどうにかしたいという思いなのですが、メガネでのプリズムを用いての矯正はできないと判断。
こういうときは悔しいものです。
本来は両眼視をさせるのが前提ですので、こちらは最終手段としてのご提案です。
東海光学さんが出しているすりガラス状になっているレンズを斜視の眼に用います。
物を二重に見させてしまう原因の眼をこのレンズを用いて隠してしまうわけです。
それにより単眼視にはなりますが、物が二重に見えるということは無くなります。
今回、お客様ご納得の上でこちらにて処方させていただきました。
他にも片目が眼の疾患で物が歪んで見えてしまい、両眼で見てもそれが影響して物が歪んで見えてしまう。そのような場合でも用いるのも一つかと思います。
お客様の視生活の向上にはこういった手も一つだと私は思っております。
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